33歳になってついに頬のもたつき、そしてたるみが気になってきました。
いよいよなんとかしたくなり、それまで敬遠していた糸リフトを勇気を出して受けてきました。
自分の写真を公開するのは恥ずかしいのですが、今後受けたい方の参考になればと思いますので赤裸々に体験談をレポしていきます!
私が糸リフトを受けようと思った理由
私が今回糸リフトを受けようと思った理由からお話しします。
たるみが加速した気がした
ふと鏡を見た時に、こんなところにお肉あったっけ!?と思うほど低い位置に皮膚だかお肉だかが溜まっていました。
口周りのもたつき、これこそがたるみです。
美容はずっと気にかけてきていて、たるみ対策としてはハイフ(ウルトラリフトプラスHIFU)も定期的に受けてきていました。
でも、ハイフはやはり皮膚科的処置なので劇的な変化が望めるものではありません。
たるみは放置しておいたらどんどん進行してしまいます。
ハイフだけでダメならもっと効果が見込める治療がしたいと糸リフトを決意しました。
結構みんな受けている
私はXやインスタで美容系のアカウントをたくさんフォローしていますが、同世代のインフルエンサーさんが結構糸リフト経験があると知りました。
きれいな人は実はそれなりの美容医療にお金をかけているんだと理解し、私も糸リフトでの変化に期待したいと思うようになってきました。
医師の説明を聞いて受けてみたくなった
数年前、湘南美容クリニック所沢院で院長をされていたM先生が糸リフトを勧めてくれたのがきっかけで興味を持ったんです。
M先生に
「予算とか関係なく私の顔をみておすすめする治療はありますか?」
と聞いた時に提案された治療の一つが糸リフトでした。
「糸ならこれくらいフェイスラインを持ち上げることができるよ」と見せてもらった鏡の中の自分の顔が結構いい感じだったのをよく覚えています。
当時はお金もなくたるみへの懸念も今ほど強く感じていなかったのと手術が怖かったのでその時はスルーしましたが、最近になってたるみが超気になり出してM先生のお話しを思い出しました。
M先生、もう今は湘南を退職されてしまいましたが、とても信頼していて大好きな先生の一人です。
糸リフトの種類と価格
- 糸リフトとは
-
糸リフトは、顔のたるみを改善するための美容手術です。
特別に設計された細い糸を皮膚の下に挿入し、リフトアップや肌の引き締めを図ります。
また、糸の刺激によって過程でコラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を改善します。
挿入された糸は体内で徐々に吸収されます。
糸リフトは比較的ダウンタイムが少なく、即効性がありますが、効果の持続期間や強度は使用される糸の種類によって異なります。
全体的な顔のリフトアップ、シワやたるみの改善、肌質の向上などが期待できるため、エイジングケアや小顔目的で人気が高い施術となっています。
- 効果は半年〜2年ほど
-
引き上け効果が持続する期間は糸の種類によって半年から長くても1年ほど。
糸を入れた部分にコラーゲンが生成されて皮膚の癒着が促されることで、よりハリ感があってたるみにくい肌ができあがるといわれています。
糸の種類:PDO PLLA PCL
一般的に糸リフトには3種類あります。
- PDO(ポリジオキサノン)
-
- PDO糸は、手術で使用される吸収性の縫合糸として広く用いられています
- 体内で完全に吸収され、組織の引き締めやリフト効果を促します
- 吸収期間は約6ヶ月程度です。
- PLLA(ポリ-L-乳酸)
-
- PLLA糸は、より長期間体内に留まることが特徴です。
- 吸収期間は1年〜1年半ほどと長く、PDOよりも長期間のリフト効果が期待できます。
- コラーゲンの生成を促進し、肌の質感やボリュームの改善に効果的です。
- PCL(ポリカプロラクトン)
-
- PCL糸は、PDOやPLLAよりもさらに長期間体内に留まります。
- 吸収期間は約2年で、非常に長期的なリフト効果と肌質の改善が期待できます。
- 肌の弾力性やハリを高める効果があります。
PDO | PLLA | PCL | |
---|---|---|---|
特徴 | 医療用縫合糸 | コラーゲン産生 | コラーゲン産生 |
持続期間 | 約6ヶ月 | 約1年半〜2年 | 約2年 |
しなやかさ | 柔軟性が高い | ||
引き上げ力 | 牽引力が強い | ||
価格 | 比較的安価 | ||
おすすめ! |
糸を入れる目的やデザインによって選ぶ糸は変わりますが、アンチエンジング目的でより持続的な効果を求める場合、PCLという糸がおすすめだそうです。
PCL糸はしなやかで術後の違和感が少なく、持続期間も長いというメリットとのことです。
糸リフトの価格
2024年2月現在、湘南では4種類の糸から選ぶことができます。
- プリマリフト
- シークレットリフト
- VOVリフト
- テスリフト
価格改定!2024年2月から糸リフトが全種類20%プライスダウンになりました!!
プリマリフト | PDO | 10本 86,400円 |
VOVリフト | PCL | 10本 152,000円 |
シークレットリフト | PLLA+PCL | 10本 221,280円 |
テスリフト | PDO+3Dメッシュ | 6本 177,600円 |
この値上げラッシュの時代に値下げなんてありがたすぎますね。
それだけ糸リフトの需要が高いということなんでしょう。
なお、モニター価格やリピーター価格はさらにお安い価格設定になっています。
詳細は湘南美容クリニック公式サイトで確認してくださいね!
糸リフト:カウンセリング内容
では私の糸リフトの診察内容を振り返ります。
まず医師から糸リフトについいての説明を受け、その後に具体的な手術方法について提案を聞きました。
糸の種類を選ぶ
使用する糸の種類から選びます。
糸リフトで使用される糸は主に3種類あり、説明を受けました。
PDO | PLLA | PCL | |
---|---|---|---|
プリマリフト | シーレットリフト | VOVリフト | |
特徴 | 医療用縫合糸 | コラーゲン産生 | コラーゲン産生 |
持続期間 | 約6ヶ月 | 約1年半〜2年 | 約2年 |
しなやかさ | 柔軟性が高い | ||
引き上げ力 | 牽引力が強い | ||
価格 | 比較的安価 |
- PDO(ポリジオキサノン)
-
- PDO糸は、手術で使用される吸収性の縫合糸として広く用いられています
- 体内で完全に吸収され、組織の引き締めやリフト効果を促します
- 吸収期間は約6ヶ月程度です。
- PLLA(ポリ-L-乳酸)
-
- PLLA糸は、より長期間体内に留まることが特徴です。
- 吸収期間は1年〜1年半ほどと長く、PDOよりも長期間のリフト効果が期待できます。
- コラーゲンの生成を促進し、肌の質感やボリュームの改善に効果的です。
- PCL(ポリカプロラクトン)
-
- PCL糸は、PDOやPLLAよりもさらに長期間体内に留まります。
- 吸収期間は約2年で、非常に長期的なリフト効果と肌質の改善が期待できます。
- 肌の弾力性やハリを高める効果があります。
PCL糸はしなやかで術後の違和感が少なく、持続期間も長いというメリットがあるとのことで、私はVOVリフトを選択しました。
必要本数を決める
際に顔を見たり触ったりしてもらって、糸リフトの適応があるかどうか、何本くらい必要かを診察してもらいます。
おすすめは12本です
たるみを引き上げたいなら、線ではなく面(複数本)で引き上げる必要がある説明を受けました。
左右合計で12本をおすすめされましたが、私は予算の関係で左右10本にしました。
入れ方を決める
2方向に向かって引き上げたいですね
紙に絵を描きながら、こんな風に引き上げますと説明されました。
上に向かってあげるだけではなく、奥の方にも向かって糸を入れることで、リフトアップ効果を高めたり、ほうれい線への効果も期待できるのだそうです。
今回は10本使用するので、片側で5本、こんな風に入れることになりました。
クリニック予約から来院まで
では実際に湘南美容クリニックを利用するときの流れをご説明します。
当日の流れ
カウンセリングの日
- WEB予約
- 来院受付・問診票記入
- 医師の診察
- カウンセリング+手術日予約
手術の日
- お会計
- 手術
カウンセリングと手術を同日希望の場合は事前にクリニックに相談してください。
WEB予約
予約はWEB上で申し込みできます。MySBCに登録して、「予約の申込み」から必要事項を入力します。
予約日時が確定するとメールで通知が来て、MySBC上で確認できるようになります。
- 初回の方はMySBCに登録する必要があります。
受付・問診票記入
クリニックに着いたら受付をして問診票を記入します。
事前にウェブ問診票の入力ができることもありますので、入力済みの場合はクリニックで記入の必要はありません。
医師の診察
実際に顔を見たり触ったりしてもらって、糸リフトの適応があるかどうか、何本くらい必要かを診察してもらいます。
ami様の場合、たるみはまだそこまでひどくないですが、引き上げる時には線で上げるよりも面で上げる必要がありますし、1方向だけではなく2方向にあげた方がいいですね。
なので、片側で3本3本の6本、左右合計で12本がおすすめです。
減らすとしても、片側5本合計10本は最低入れたほうがよさそうです。
という感じで提案してもらいました。
カウンセリング+手術日予約
続いてカウンセラーさんとお話し。
受けたい糸の種類について料金や注意事項などを詳しく確認し、見積書を出していただきます。
私はVOVリフトを選び、本数は予算の関係で10本が限界なので10本でお願いしました。
手術の空き日程を確認してもらい、手術日を決定します。
(手術当日)お会計
当日は手術の前にお会計です。
前金を入れている場合は残額を支払います。
現金、クレジットカード、医療ローン(条件・審査あり)が使用できます。
使えるチケットやポイントがあったら忘れずに申告してね!
(手術当日)手術
個室に案内され、いよいよ手術です。
私は超怖がりなのでオプションで静脈麻酔を選択しましたあ。
薬で眠った状態で受けるので痛みの心配はなくなりましたが、なにせ眠らせられるというのがも怖い・・・
手術時間になると、酸素マスクをつけたり、指に酸素飽和度を図る装置を付けたり、いろいろとされるがまま状態でした(笑)
看護師さんや医師が複数人体勢で管理してくれるので、私は寝転がってお任せするのみ。
私はビビり屋なのでオプションで静脈麻酔を入れてもらったので、眠ったところで手術です。
眠っているので手術中のことはよく覚えていないですが、手術自体は7~8分で終わったそうです。
麻酔から覚めて起きると、顔のサイドから糸が飛び出した状態で先生が鏡を見せてくれました。
「まだ糸切ってないんだけど、どれくらい引き上げるか一緒に鏡で確認しましょう〜」と言いながら、飛び出た糸を引っ張って調整してくれました。
麻酔明けでぼーっとしているのと自分のセンスに自身がなかったので、完全に先生にお任せしてしまいました。
先生が良さげなポジションで糸を切ってくれて、手術終了です。
手術は緊張するけど、先生を信じてがんばるだけです!
静脈麻酔については別記事でレポしています
退院
手術が終わると、麻酔の影響で少しふらつく場合があるので様子を見て大丈夫そうならすぐに帰れます。
パウダールームに通され、そのまま身支度をして帰りました。
所要時間
クリニックについてから出るまでの所要時間は、カウンセリングの日は約1時間、手術の日は3時間弱かかりました。
手術なので時間に余裕をもっておきたいですね。
術後の経過|写真付きレポート
では糸リフト手術後の経過を写真で振り返ってみます。
手術当日① 術直後は局所麻酔が残る
手術直後はこんな感じ。
リフトアップした効果と腫れで頬が少しパンパンですね。
静脈麻酔下でも施術部位には局所麻酔を併用するので、静脈麻酔が切れた後も局所麻酔は2~3時間効果が続きます。
そのため、静脈麻酔が切れたあとも、局所麻酔は残っているんです。
歯医者で虫歯治療や抜歯をする時と同じ感じですね。
手術直後はこの局所麻酔が残っている感じがなんかものすごく違和感でした。
麻酔が効いている部分に力が入らない。
唇に力が入らず、しゃべりにくくて、マ行バ行パ行が言いにくい。
これは大丈夫か・・!?と思って心配したけど、術後3時間くらいすると麻酔が切れてきて普通になったので安心。
術後はちょっと腫れていました。でもパンパン!!というよりもこんなもんか?くらいな印象。
糸リフトの効果でフェイスラインが変わっているので比較ができないが、術後の腫れは個人的な感覚では寝過ぎてむくんでいる日くらいの感じでした、
手術当日② 局所麻酔が切れると痛みが出てくる
術後2~3時間するとどんどん痛みが出てきます。
口を開けたり、食べ物を噛んだり、頬に触れたりすると痛い・・・
でも、何もしていないと特に痛みはない感じ。
なので、ふと何かを食べたりすると急にピキッと頬が痛くなってびっくり!
あ、そうだ、糸入れたんだった・・!!みたいな。
腫れ止めのシンエックと痛み止めのロキソニン、感染症予防の抗生物質を飲んで寝ます。
手術翌日 昨日より痛いかも?腫れはかなり引いた
手術当日の夜はぐっすり寝れました。
動かさないと痛みはないので、寝ている間は全然気にならず、痛みで起きることなどもありませんでした。
手術の翌日、朝起きると昨日より痛みを強く感じました。
麻酔が完全に切れたのか、術後の緊張状態から開放されて痛みを感じやすくなったのかもしれません。
- あくびすると痛い
- 何か食べると痛い(特に固いもの)
- 歯磨きすると痛い
- 化粧水をコットンでつけるのが痛い
頬を動かしたり、触ったりすると痛い。
何か食べると痛いので、食べるペースが遅くなりました。
普段はポテチやビスケットをボリボリ食べてたけど、それも億劫。
食べれないからダイエットになって痩せるかも(笑)!!
そんなことはおいといて、フェイスラインが劇的に変わったのを感じて、かなり満足感が出てきました。
気になっていた頬のもたつきも解消され、全体的なリフトアップのおかげで頬のコケも減ったことに気が付きます。
手術3日後 痛みは減ったけどまだある
日に日に痛みは減っていきます。
でも、痛みがないわけではないですね。
- あくびはできるようになった
- 何か食べるときに時々痛いことがある
- 歯磨きは引きつれ感は感じるものの、痛くはない
- 化粧水をコットンでつけるときの痛みはほとんどなくなった
痛みが減って、引きつれ感の方が残っています。
糸で引っ張られていて、顎が開けにくい感じです。
手術1週間後 痛みはほとんどなくなったが引きつれ感はある
何かを食べている時の痛みはほぼなくなりました!
ポテチやビスケットの固めのものを食べるのも余裕!!←結局ダイエットにはならなかった笑
口を大きく開けるとまだ引きつれ感は感じますが、慣れたのか、馴染んできているのか、違和感は日に日に減っている感じがします。
手術1ヶ月後 違和感なし!フェイスラインの完成!
1ヶ月くらいで糸が馴染んで完成するとのことで、待ちに待った1ヶ月経った時の状態がこちら。
1ヶ月も経つと鏡で見る自分の顔は見慣れてきました。我ながらきれいなフェイスラインができたと嬉しいです。
VOVリフト|ビフォーアフター写真:施術直後
ではビフォーとアフターを並べた写真を公開します。
まずは施術直後の麻酔も切れていない時の比較です。
VOVリフト|ビフォーアフター写真:施術1ヶ月後
こちらは手術1ヵ月後の比較写真です。腫れも引いてくる時期です。
施術名:VOV(ボブ)リフト
施術の説明:熱を加えず、超音波によって圧縮した糸を挿入する糸のリフトアップ(スレッドリフト)です。
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・皮膚が凹む・糸を固定した部分が膨らむ・触れる・違和感・異物感・突っ張り感・引きつり感を感じるなどを生じることがあります。
施術の価格:46,000円~190,000円
糸リフト:Q&A
糸リフトで気になるポイントをまとめていきます。
- 手術は痛い?
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手術自体は麻酔をかけて行うので、痛みは限定的です。
- 術後の痛みも心配
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痛みは長い人で1週間くらい続くようです。
痛みが心配な方はオプションで持続麻酔エクスパレル(30,000円)や腫れ止め内服薬シンエック(5,500円)などをつけることができます。
- 痛み以外のダウンタイムは?
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メイクは術直後から可能です。
数日間は腫れが出ることがあります。
術後の違和感は長くて1ヶ月くらいとのことです。
- どれくらいの間隔で受けるべき?
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糸の種類によって吸収されるまでの期間が異なるので、その期間を目安に、また気になってきた頃に受けるのがおすすめとのことです。
だいたい1~2年周期で受ける方が多いそうです。
- 一度受けたら一生続けないといけないの?
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そんなことはなくて、気になったら受ける、というだけでいいそうです。
しばらくして糸が吸収されるとまたそこから加齢に伴ってたるみが出てきますが、一度糸を入れていた分たるみの加速はゆるやかになっています。
一度糸リフトを受けたからといって一生続けないといけないわけではありません。
- 手術がこわい!
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怖い人は安心麻酔(静脈麻酔)がおすすめです。
一番怖い瞬間に眠っていられるのがいいですよね。
オプションで31,900円でつけられます。
- プリマリフト(PDO)じゃ意味ないの?
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私もできるだけ安い糸がよかったので医師に聞きました。
意味がないわけではないそうですが、持続期間が短いので長期的なコラーゲン生成効果があまり期待できないのがもったいないためアンチエイジイング効果を求めるならおすすめしないいとのことでした。
20代の若い子が結婚式直前に「短期的にフェイスラインをシュッとさせたい」という希望には適しているそうですが、アンチエイジング目的だと効果は限定的なようです。
- カウンセリングと同日に手術できる?
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できる場合もあるので同日希望の場合はクリニックに早めに相談してください。
特に指定しないと基本的には別の日になると思います。
まとめ:糸リフト
手術は怖いし、お金もかかるし・・・とずっと抵抗感があった糸リフトですが、外科的処置というだけあり効果は感じやすい美容医療の一つです。
糸の種類、本数、入れ方もカスタマイズできるので、自分にあった治療が受けられます!
加齢によってどんどんたるんでしまう前に対策を始めておくと、10年20年後に同級生と差がつくかも?
糸リフトはこんな方におすすめ!
- たるみが気になる
- ほうれい線が気になる
- 小じわが気になる
- リフトアップがしたい
- 小顔になりたい
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